10年前に錆取り塗装をやってもらった右リアドア周囲の錆が再発 当時の錆に増して酷くなっています。
左側も同じように錆びていますが放置していたのにもかかわらず進行が遅いです。
下手な錆取り塗装をやってもらうよりかは自分でタッチアップ程度にしておいた方が良いってことが10年越しの検証で明らかになりました。SAABは錆には強いみたいですね。ヨーロッパ車全般に言えるのかな?
今回は一番重症なドア周りは後にして ドア下部の角、タイヤハウスの角 の錆取り塗装をやってみます。 時間がかかるので片方ずつ処理していきます。 今回は右側から。
作業に使用する物品は
POR15 (防錆下地塗装)
純正カラーのタッチアップペイント
紙やすり (サビ落とし)
マイナスドライバー (サビ落とし)
その他 POR15施工時に使用する物として
紙コップ (缶から直接塗装すると不純物が混入したとき全部ダメになるので小分けして使用するため)
割り箸 (蓋をした状態で振って混ぜると気泡が出来るので割り箸を使って撹拌する)
サランラップ (一時的に塗料を密閉するために使用)
使い捨てゴム手袋
刷毛
作業してみてあったほうが良いと思った物
■電動ワイヤーブラシ
ワイヤーブラシと紙やすりだと思った以上に時間がかかる
■スクレーパー
マイナスドライバーで代用したのですが これもやっぱり作業効率がイマイチ
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Sill Protection を固定しているボルト類 再利用不可の物が多数あり。
18のナットはかなり固着していてProtectionを外してからナットを外しました。ボルトは変形したので交換します。
15のスクリューは錆が酷く頭が滑ったのが2箇所 その部分は16のブッシングごと外したのでそのとき爪が折れた。
しかしこのパーツもそうですが作りがしっかりしているだけにかなり厳重に固定されてますね~ 11のパーツなんか無くても良いような気がします。
作業の流れ
1 ドアのプロテクション・モールドを外す
2 シール・プロテクションを外す
3 錆除去
4 POR15塗布
5 ラッカー塗装
6 復旧
で実施します。
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スクリューの位置をマーキングしておくと 取り付けるとき便利です |
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かなり錆びてます |
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タイヤハウス周りのモールも外そうと思ったのですが 融着テープのような物で接着されていたのでそのままで |
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ここまで外してずらして作業も考えましたが 全部外すことに |
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下の方まで塗装が剥がれていた |
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スクリュー、樹脂ナット類 |
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ネジの頭が腐食で滑ったので 爪を折ってブッシングごと外すことに |
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プロテクションを外す時 ネジを全部外したら 固定部位があるので前にずらしてから外します |
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見えなかったブッシング周りも腐食してました |
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謎のウレタン どっかに挟まっていたようです |
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フロントドア |
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フロントドアも錆びていました |
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何気にシートの固定ボルトなんかも少し錆びてました |
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ついでにホイールも |
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サビ落とし後 DAYなのでこれが限界 |
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18のボルト ボルトはステンだがナットが何故か鉄製 ボルトが曲がって再利用不可 |
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POR15 沈殿しているのでよく混ぜます |
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1回目が終わったのでラッピングで |
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かなり塗りやすい 薄め液は必要なし |
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脱脂をしっかりヤラないと 食いつきが悪くなります |